【韓国】憲法改正、反対7割に盧大統領驚いたもよう [01/15]

Mimirφ ★

■憲法改正提案…７０％反対に盧大統領驚いたもよう

憲法改正の政局は小康状態だ。

震源地である盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領が１５日夜まで２泊３日間、国内を留守にしたからだ。
その間「憲法改正しよう」だとか「だめだ」などという大きな声は聞かれなかった。

代わりに盧大統領周辺と政界では提案の背景や盧大統領の本音、これからの展望に対する話が行き交っていた。
それは、まだ疑問符として残っている「盧大統領の意図は何か？」に答えるために役に立ちそうだ。

まず提案時期だ。盧大統領が４年連任制を提案したのは９日だ。しかしその提案が６カ月繰り上げて
出されることもあったという話だ。盧大統領に近いイ・グァンジェ議員は「５．３１地方選挙で惨敗した後、
盧大統領が直接憲法改正論議を取り上げたがったが、結果的に私が引き止めた」と述べた。盧大統領は
地方選挙で圧勝したハンナラ党が「勝者の美徳」を発揮するものと期待、その時、憲法改正を提案しようと
思ったというのだ。イ議員は「ちょうどそのころ林采正（イム・チェジョン）国会議長が就任し、憲法改正の
意思を強力に明らかにしたため、林議長に任せてほしいと建議した」と伝えた。

第２、盧大統領が反対世論を十分に予想することができなかったというものだ。イ議員は
「大統領もちょっと驚いたようだ」と話した。提案以後に行われた世論調査の結果が、青瓦台の
事前世論調査と大きく異なったからだ。２、３回行った世論調査では反対意見がそれほど多く
なかったという。青瓦台関係者は「この政権でしてもよいという声が高かった」とし、ウリ党イ・モクヒ議員は
「（賛成が）５０％台と聞いている」と話した。しかし盧大統領が実際に提案した後の各種世論調査では
「任期中の憲法改正反対」が７０％前後と高かった。青瓦台世論調査と２０％近く差があったわけだ。

ある世論調査専門家は「盧大統領が発表すれば（支持率が）下がるのを青瓦台が知らなかった」と分析した。
ウリ党のある議員は「盧大統領がこれまで任期中断発言を時々してきたので国民が今度の発言からも真正性
より政略性を見たもようだ」と話した。

第３、提案意図だ。盧大統領は国政の安全性のためだと言った。しかし与党では盧大統領が政界改編論議を
念頭に置いたという分析が上がっている。提案時点がヨム・ドンヨン前総長ら与党内離党発言が起こっていたとき
だったというものだ。民主党は「ウリ党議員たちの離党ドミノ現象と空中分解を阻むための政略的意図」
（イ・サンヨル代弁人、キム・ギョンジェ元議員）と主張した。与党関係者たちはウリ党指導部が１１日青瓦台夕食会で
盧大統領に「真正性」を見せてほしいと頼んだこともその脈絡だと言った。盧大統領は党指導部に「党の解体でない
のなら大統合に反対しない」と言ったと青瓦台のある参謀は伝えた。

第４、盧大統領はこうした向かい風の中で憲法改正案を発議するだろうか。かなり多くの議員が「発議するだろう」
と見込んだ。イ・モクヒ議員は「２月２０日前後」と見ている。

最後に「任期短縮」カードだ。盧大統領自ら「任期短縮はない」と明らかにした。しかし与党のある関係者は
「盧大統領は『政治は１から１０まで書いておいてするものではない』と言った」とし「状況がいくらでも変わることが
あり得るだろう」と話した。また「盧大統領の本音は今、自分でも分からない」と話している。そこで政界では
憲法改正案が発案される場合、国会の表決に付するときに「盧大統領から任期の話がまた出る」などと話が
絶えない状態だ。

コ・ジョンエ記者

イ・ガヨン記者
ソース：中央日報　2007.01.15 10:15:40
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=83658&servcode=200§code=200

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